福島へ行ってきました。
親しいクライマーご夫婦の実家が福島にあって、地元でお祭りがあるとのことで、塙町へ行ってきました。
津波の被害があった被災地には赴くことはできなかったのですが、初めて訪れる福島・・・いまどうなっているのか、とても気になっていた。
車で途中下道で、栃木県から福島県に入ったのだが、街並みには特に目立って震災の影響は感じられない。
ちょうど紅葉の時期で、道沿い、山々にはきれいに色づいた紅葉、銀杏。
塙町に入り、産業祭りの会場の塙小学校へ。
ちょうどお昼頃、会場に着くとすでにたくさんの人が。
皆地元の人たちのようだ。
地元の人たちは、皆笑顔で、とても活気にあふれていた。
それでも、至る所に 「がんばろう福島!」 「風評被害に負けるな!」 と書かれた横断幕が張られていた。
新蕎麦を出していた屋台では、今年は県産のそばに規定値を超える放射線が検出されたとのことで、北海道産の蕎麦が出されていた。
地震で建物の被害だけでなく、目に見えぬ被害への影響が窺える。
会場で、屋台のおいしい食事をいただき、福島県産のお米の大食い大会や、小学校のすぐ隣を流れる久慈川での水上俵引き競争を観戦。
この水上俵引き競争が、またすごい!
水温8℃の川を、1チーム4人で、重さ約65㎏の米俵を水上120m引いて走る。
観ているこっちはすごい寒いのだが、途中で水の中に転ぶ人もいれば、最後の追い上げで逆転したりと、その白熱したレースはとても見応えがあった。
だれでも参加可とのことで、来年はチーム募って出ようかな^^
健脚なクライマーいっぱいいるし(笑)
初めて訪れた福島。
震災後、8ヶ月が過ぎた福島。
福島の人は、大人しい県民性とのことだが、みんな温かくて、元気があった。
まだまだ、大変なことは多いと思うが、なんの心配もなくなり、心から笑える日が一日でもはやく訪れますように。
来年は、県産の温かくおいしい蕎麦が食べられますように。
がんばっぺ! 福島!